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2023.04.29

日々の積み重ね

4月の作業風景が撮りたまったのでまとめました。農作業は日々の積み重ね、そんな言葉を表すひと月になってます。
へーこんなことしてるんだーと見ていって下さい。自家製たい肥作りまずはたい肥作りから。数年前から自分たちで「落ち葉たい肥」を作っています。主な材料は落ち葉と酒粕です。
酒粕は植物の成長に必要なアミノ酸などの成分が豊富に含まれているので、昔から肥料の材料として重宝されています。
私たちが使う酒粕は上田市にある岡崎酒造さん↪の酒粕です。お酒好きな人ならご存じの方も多いと思います。「亀齢」という日本酒がとっても美味しいんですよ。そんな岡崎酒造さんで、色変わりが早くて販売できない酒粕を廃棄しているとのお話を聞いたので、ここは贅沢にたっぷり混ぜ込んでいます。
それに加えて今年から新たに、加工品づくりで出てしまうりんごの芯で酵母エキスを作って加えてみました。りんごの残差を活用するとともに、たい肥作りに必要な水分を酵母エキスを使用することで微生物の働きも活発になるんじゃないかと考えています。

お次は防鳥ネット張り。春先のまだ芽が動き出す前に、ぶどう棚一面にネットを張ります。
ネットを張る前はワンシーズンに100房以上のぶどうを食べられたことがありました。特に巨峰は香りが強いので収穫時期のいい香りは動物たちをたくさん呼び寄せ、格好のえさ場に。なかなか骨の折れる作業ですが、収穫時期の鳥獣被害や雹を防ぐことができるので欠かせません。

最後は草刈り。4月から10月まで毎月1度はすべてのぶどう園の草刈りをします。
広い面はゴーカートのような機械に乗って草を刈り、草刈りそれ以外は手刈りです。除草剤は一切使っていません。ぶどう棚は地面と棚をワイヤーで繋いでいるので、草刈り機で切ってしまわないようとても神経を使います。畑の中には岩などの障害物も多いので、初めて草刈りをしたときはおっかなびっくりで時間がかかってしまったことを今でも覚えています。草刈りこれが1番の重労働だと思っています。特に夏場の草刈りはフラフラになるので悪魔の所業にも感じます。
でも虫の被害を防ぐための大事な作業!それに草刈りをした後のすがすがしい景観と達成感に勝るものはありません。なので頑張ります。

このような作業をこなしつつ、繁忙期が来るまでに事務作業にも追われながら過ごしています。

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