東御に引っ越してきて驚いたことその①。地域住民が歌舞伎公演をしていること！
さらに演じる伎舞台は、現存する歌舞伎回り舞台としては最古のものと伝わっています。なんと文化１４年（１８１７年）に建てられているようです…。(日本にペリーが来る前よ。)
ここ数年はコロナウイルスの影響で中止していたのですが、今年は4年ぶりに開催できました。いつもは静かな祢津地区が、この日は県内外の方々が来てにぎやかな1日になります。

例年は公演時期に桜が満開なのですが、今年は葉桜になってしまいました。でも爽やかでこれもまた素敵です。天気も晴れてよかった。
今年の演目は、子供歌舞伎「義経千本桜↪」と歌舞伎保存会「一谷嫩軍記↪」です。

私は役員として午前中は係の仕事をこなして、午後の公演から一般客に交じって見てきました。顔見知りの方たちが舞台に臨む姿を見ると、感動もひとしおです。時代とともにこういった伝承は難しくなる面も多いと思いますが、楽しみにしている方たちがいるのも確か。私たちにできることはぜひ協力していきたいです。